命をつなぐ滋養食・甘酒

denbei9th2011-06-28

このところの蒸し暑さで、老母の食欲も落ち体重も減っています。もともと痩身なので心配しています。最近は特に飲み込みが悪いようです。米糀を研究する過程で甘酒を試作しました。甘酒は江戸時代は夏の滋養食でした。俳句の夏の季語に「甘酒」とあります。甘酒にはブドウ糖が20〜23%含まれています。(米のデンプンが糀菌のアミラーゼ酵素の作用で糖化される)米のタンパク質も糀菌の酵素によって、必須アミノ酸に分解され、さらにビタミンが多く、ビタミンB1,B2,B6,パントテン酸、ビオチン、などの不可欠のビタミン群がたっぷり。甘酒は「必須アミノ酸総合ビタミン飲料」なのです。ということで冷やした甘酒を老母にあげたところ、美味しいといって、よく食べます。高齢者の夏を乗り切る食品として期待しています。昨夜は傅の蔵夜仕事、西尾に来る度に立ち寄っていただける東京からのお客様でした。仕事を終わって、遅い夕食後、ちゃんと40分散歩しました。風があり、割と涼しかったです。