三河の恵みを日本のイタリアンで

denbei9th2009-10-19

春に旬を迎えるアサリ、地元の人は、あの身がパンパンに張ったアサリを食べることができますが、他の地域ではそうでもありません。もう10年以上前、K食糧のH君と展示会視察の後、六本木の人気店Kでアサリ料理を食べましたが痩せたアサリでした。(季節はずれだったかもしれません)形のある大きなアイナメとかメバルは、あまり獲れないようですが、白身の魚も三河湾の恵みです。小さいですが柔らかくて美味しい地イカも魅力です。野菜では吉良はトマト栽培が盛んです。温暖で海のある南三河はイタリアと気候も似ていて(多分)日本的イタリアンを地産地消するには適地だと思います。今後日本のトレンドは工業現場の海外流出が予想され、収益として期待される産業は観光と環境(内需では福祉)です。三河湾を日本の技術力で浄化し、ダムの問題を解決し、砂が海に届き、ヘドロが改善され、三河湾に昔のように魚介類がたくさん住むようになると海洋レジャー産業も盛んになることでしょう。もし西尾市幡豆三町が合併したら姉妹都市は是非イタリアの都市にしてください。

※写真は寿々家さんの形の良いメバルの煮付けです。エラは取り除かれ、身も食べやすいように包丁で仕事がほどこされています。