遷都1300年 奈良 薬師寺

denbei9th2011-02-17

昨年、遷都1300年でにぎわった奈良の薬師寺を訪れました。薬師如来が本尊、天武天皇が造り、現在、古都奈良文化遺産の一部として世界遺産にも登録されています。特に東塔は天平時代のオリジナルです。1300年の時を経て、今なお現存する建物は、かつて天武天皇も訪れたと思うと日本の歴史や建築技術のすばらしさを感じざるを得ません。1981年に再建された西塔に比べ、朱色などは色落ちしています。東塔は平成の修復になるそうです。写真は西塔です。写真のように奈良時代は、お寺や興福寺の阿修羅像などもべんがら色(朱色)や緑色の鮮やかな色彩だったのです。当時の人民は、さぞ神々しく感じていたことでしょう。