名鉄でんしゃ旅 おすすめ途中下車 西尾

denbei9th2010-11-12

最近になって発見がありました。名鉄電車各駅にチラシが配備されている「でんしゃ旅」シリーズ。三河湾方面は、吉良温泉、西浦温泉、三谷温泉と三つの温泉地が紹介されています。発見したのはその裏面に「おすすめ途中下車」というコーナーがあり、西尾が三つとも紹介されています。さらに、駅から近いこともあり、「みそぱーくと味噌料理自然食ビュッフェ伝」が紹介されていました。後は旧近衛邸、歴史公園、みどり川朝市、抹茶ポスト、西尾劇場などです。さて名鉄蒲郡線存続のため年額2億5千万で3年契約、合計7億5千万が西尾市から名鉄に支払われます。名古屋から吉良吉田まで往復1920円ですので、年額2億5千万に換算すると、年間約13万人の利用客相当、一日換算350人相当です。この数字をどう考えるかです。私見として名鉄さんへの支払金額は赤字補てんで消えてしまいます。年間1億円で10年くらい新西尾市にインフラ投下および誘客PRをして、142人/日の利用客が発生すれば、年額1億円の売上となり、1億円の赤字補てんと数字としては同額となります。この場合はインフラした資産がまちに残るメリットがあり、積み重ねの努力で、さらに利用客が増えれば、自治体からの赤字補てんは必要なくなるのです。廃止=赤字補てん という議論から 存続=利用客増=健全経営 という議論が必要だと考えます。長くなりましたがもう1点、さきほどの三河湾に三つの温泉郷がありますが、名古屋、関西、関東からみれば三河湾温泉郷という一体になりPRする方向も価値ありと思います。三河湾は愛知県の宝だと名鉄さんも戦略転換してほしいです。