新西尾市産業構造

西尾市議会においても9/28日に西尾市幡豆郡の合併議案が賛成多数で承認されました。来年4月の新西尾市の誕生が確定したのです。1960年の西尾市人口は68000人、隣の安城市は66000人、西尾市が上回っていましたが、現在2010年8月時点では安城市179000人、西尾市107500人と、その差は歴然。人口が多ければ良いというわけではありませんが、市町村の活力指数のひとつです。新西尾市は167000人となります。さて、西尾市及び西三河各市はトヨタ城下町として輸送機器産業が盛んで雇用や税収を得ていました。しかし、円高やアジア市場の成長で、輸出製造業は大きな岐路に立たされています。生産拠点の海外移転により雇用と税収が減る恐れがあります。三河湾の自然と融合した新西尾市は、新しく雇用と税収を担う新産業育成が急務となります。明日に続く。