TV・カンブリア宮殿「大地宅配」

昨日録画しておいたTV・カンブリア宮殿を今朝見ました。録画の利点はCMや不必要な部分をショートカットできるところです。感想ですが、大地宅配の藤田社長は早くから安全な野菜に着目し、地道に経営を積み重ね、現在の成功に至った先見性と堅実性のバランスが良く、非常に穏やかで論理的な方だと感心しました。それから日本はこれから農業の時代だという意見も私と同じです。食の確保、安全に対しての価値を認める消費行動を選択しないと、安い外国産の食品、加工品が国産良品を駆逐してしまいます。そしていつかその食品も輸入できなくなる。生産現場を失ってしまった日本の農業や伝統食品メーカーは既に供給力はないのです。そんなシナリオにならないようにしないといけません。番組中に外食向け加工工場の匿名取材が紹介されましたが、外食チェーンの食には全部ではないでしょうが不安感があります。安い良品は存在しないのです。高い商品が全て良い商品ではありませんが、良い商品はそれなりに高いと考えるのが妥当です。今の若い人達は特に食にお金をかけずに携帯の通信費などに多大な出費をしていると聞きます。携帯ではなく良い食べ物を食べることにお金を回して欲しいです。そのまた次世代のためにも。
※端午の節句にちまきです。失ってはいけない日本の伝統です。