大晦日

会社の仕事がほぼ終わるとすぐに神社の年越しの準備が待っています。メインでお世話をするようになって8年くらいになります。この頃しみじみ少しづつではありますが信仰心が育ってきました。西尾藩松平公ゆかりのご神体が祀られる龍神さんは大きな楠が護る癒しの地です。境内に立つと清らかな波動を感じます。江戸時代からの路地が残る龍神界隈を昔のように再び人で賑わうエリアにして、龍神さんを盛り立てたいと思います。平成20年度にはすぐ前の駐車場が市営高砂公園（仮称）として生まれ変わります。先々代祖父・幸一が当時西尾町千葉町長と一緒に松平公から譲り受けた気持ちを縁のある者として引き継ぎがんばる所存です。

昨日は悲しい分かれがありました。Aさんと親しまれていた本名Tさんが突然なくなられました。面倒見の良い親分肌で豪快な反面、細かいところまで気のつく優しい心を持った方でした。お別れの花をたむける人が絶えず、故人の人柄が偲ばれました。私も花をたむけた時に恥ずかしながら涙が止まりませんでした。Aさんらしく前日もいつものように楽しく飲んで、翌日鶏をさばいていた時に急に逝ってしまったそうです。仕事、遊び、家庭、全力投球した人生はすばらしかったと思います。ご冥福をお祈りします。

「味噌屋おやじの美味しい話」を今年もお読みいただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

※写真はS社長より毎年届く、トナミのチューリップです。