日本人のご馳走・三河湾鰺の自家製ひらき

denbei9th2007-06-07

昨日は仲間うちで40代50代60代70代のおじ様たちの宴会がありました。
仲間うちという気楽さと仲間うちだからというこだわりを料理に込めました。
トライメニューは、


1.梶島産あさりの焼きあさり
焼きあさりは、上火であさりをあぶり、酒と醤油を吹きかけて仕上げます。
水を使わないためあさりの旨味が凝縮して、焦げた醤油が香ばしい一品です。

2.三河湾鰺の自家製ひらき
魚屋さんで鰺をひらいてもらい、9%の塩水に20分ほど漬け込み、
昼から風通しの良い木陰で半日陰干しにしました。

3.三河湾わたり蟹の醤油漬け焼き
生きているわたり蟹を醤油と酒に漬け込み、焼きあげます。
生きているので肉まで醤油と酒がまわり、遠火で殻がせんべいになるくらい
じっくり焼き上げた得も言えぬ一品です。

当日は70代の方が77才喜寿の誕生日と重なり、大いに盛り上がりました。
皆さん曰く
「我々のご馳走は、ステーキではなく手作りの鰺のひらきだ」
日本人の琴線に響く、ひらきはソウルフードです。