素材にこだわるNo.03「出し昆布」

No.03「出し昆布」
旨味の素はタンパク質が分解してできるアミノ酸。
鰹だしがイノシン酸なら昆布出しはグルタミン酸。
いずれもアミノ酸の仲間です。
このイノシン酸とグルタミン酸は併用することにより
相乗効果を発揮します。つまり1+1=3になり味が深まります。

昆布の旨味に注目してグルタミン酸を発見した鈴木博士は
食品の大発明「味の素」を開発したのです。
しかし工場で作るグルタミン酸と天然のグルタミン酸では
やはり雲泥の違いがあります。
「伝」に使用する「出し昆布」は乾物問屋で八百屋さんの
丸才さんが奨めてくれた販売元・市川商店の
最高級北海道日高産の肉厚昆布です。
だし汁はもちろん、だしを取ったあとの昆布も
煮ものとして大変美味しくいただけます。
「伝」の店頭では販売しておりませんので、
「伝」から歩いて3分の本町・丸才さんでお買い求めください。