弘化3年漆椀

denbei9th2013-04-28

連休は二夜連続の宴席でスタート。昨夜は先輩の大事な初孫・初節句祝いを依頼されたので、旧宅蔵に保存している漆塗りの台や器を在庫管理のつもりもあり、午前中から暗い蔵の中で探しました。形の良い漆椀の箱に記名があり弘化3年とありましたので、1847年です。味噌醤油創業前、おそらく三代目伝兵衛、両替商時代のものです。古い漆台にお赤飯、蛤の吸い物、筍の炊合せを古い器に盛り、初節句をお祝いさせていだだきました。祝い膳なので尾頭付き鯛の塩焼き、伊勢海老、粽の盛り合わせもつくりました。菖蒲などの花もあしらい、妻の実家で水引も作っていただきました。写真が盛り合わせです。今朝は遅い朝食を老母に食べさせ、今から、鶏皮焼きをします。美味しく作るように丹精こめます。