武蔵国・府中

24日に府中の森市民聖苑の葬儀に参列しました。故人の生きてきた道のり、人となりが家族や友人により語られる良い会でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。さて、東京都府中市ですが、江戸開府前より武蔵国国府として栄えた町です。聖苑もそんな武蔵国にふさわしい市民の森のなかにある施設です。市中心部には大国主命を祀る大國魂神社が鎮座します。西暦111年に創建とされる歴史の古い格式ある神社があります。昔国鉄が中央線を敷く時には、鉄道が疎んじられ、周辺に駅ができ、周辺が栄えてしまいましたが、後に京王線ができ、現在は人口25万人（2009年）ながら京王府中駅周辺はマンションや商業施設が立ち並び大変繁栄しています。しかし、大國魂神社、府中の森など緑も大変多く、市民サービス施設も充実し住みたいまち一番と言われています。特に国の天然記念物に指定されている駅前から大國魂神社までの参道に茂るけやき並木は源頼朝、徳川家康も整備したほどです。参道を歩くと心癒される癒しスポットです。