発酵食ブームとDNA

昨日はTVにて発酵食品の良さが30日間の食生活で検証!?されていました。人間は何世代にも渡り、風土の食を摂取してきました。それは民族のソウルフード、地域で言えば独特な伝統的食文化とも言えます。DNAにはその記憶がすり込まれているはずです。その代表例が発酵食品です。味噌、醤油、漬物、納豆、日本酒、味醂などなど。食物は発酵することにより微生物やその酵素により分解されます。多くはアミノ酸などで体に吸収されやすくなります。また乳酸菌に代表される腸に有効な微生物を作り出します。発酵食品の良さが再認識されることは、醸造を生業としている自分としては大変うれしく思います。醸造の知識と料理の技術を組み合わせた発酵食料理教室も是非トライしたいジャンルです。