南信州感動体験視察

denbei9th2011-11-02

(月)(火)と西尾市観光開発Pの視察事業で飯田市に視察に行ってきました。飯田市は長野県の南部に位置し、豊橋、浜松とかかわりの深い町であり、吉良の饗庭塩を塩尻まで届ける塩の道の中継点でもあります。人口は10万余で旧西尾市と同規模、かつては小京都にも認定されています。飯田市は2001年に南信州観光公社を設立。教育観光を基軸に、修学旅行の誘致を積極的に行い、農業体験、農家民泊などのプログラムで2009年には340団体、延56000人の受け入れ実績があります。着地型体験旅行をゼロから立ち上げ、公社としても黒字運営している点はすばらしい事です。会社立ち上げから参画している高橋社長に活動の説明を受け、蕎麦打ち体験、ブルーベリージャムづくりなどを体験してきました。蕎麦打ちの仁科さんは70代のおじいちゃんですが、生き生きと体験講師を務めていました。農家民泊でも、おじいちゃん、おばあちゃんが中学生の受け入れを楽しみにしているそうです。着地型観光が、観光にとどまらず地域づくり、生きがい創出をしていることがわかりました。西尾市の方向性は西尾市オリジナルとして創り上げる必要があります。地元中学生が体験している茶摘みも、圏外の中学生へ感動体験として実施したらどうかなどの議論をしました。まちづくりのために観光という概念も大切に皆さんと前へ進んでいきたいと思います。


美味しい蕎麦ができました。

ブルーベリージャムづくりの様子