飲食ビジネス再構築 弁当・宅配

denbei9th2011-10-09

昨日は天気にも恵まれ、城址まつりが盛大に開催されました。ビュッフェ伝は暇、メディア効果なのか傅の蔵は忙、と明暗が分かれました。私は味噌蔵見学担当でした。本町で出店したれんが亭さんは1時間で全商品完売とのことです。れんが亭さんの戦略にはなるほどと感心させられます。都築シェフは、TVチャンピオン2位、レストランも経営した経験もあります。そんな彼が出した答えは、レストランではなく、こだわりの弁当店だったのです。レストランは席数で売上が制限されます。満席なら帰るお客様が出て機会ロス発生、暇なら人件費のロス発生です。弁当は事前の仕込で生産性の高い作業ができます。片付けも必要ありません。もちろん同じように機会ロスや売れ残りロスはありますが、イベントなどで出張販売すれば時間あたり売上は大きいものがあるでしょう。つまり売り場が固定されず自由に拡大できるのです。低価格競争でなく差別化し、そこそこの値段できっちり売るためには努力とブランド戦略が必要です。成功するには努力とセンスが両方必要ですね。夜は来年度の観光開発事業の打ち合わせを会議所職員さんなどと木造館で行い、吉良豚キノコ鍋味噌バージョンで食事会も開催しました。