古い建物を残すことができる唯一の方法

みそぱーくの本町側お向かいに昭和初期よりつい最近まで威風を誇った本町の代表的建築物・大黒屋が消滅してしまいました。京都南座を模したその造りは平成の世になってもモダンさを感じさせてくれました。地権者の意向ですので、いたしかたありません。現在、昨年の台風で傷んだ旧自宅横の蔵外周を修繕しています。修繕には当然少なくない金額がかかります。将来の活用に備えての投資と考えています。もし活用の目途がなければ、きっと現状放置でやがて蔵は朽ちてしまうことでしょう。古い建物を残していく方法は、できれば地権者がその建物を修繕費を賄える収益を発生させながら使い続けるということです。数年後この蔵も多くのお客様で賑わうことを願っています。
写真は修繕中の蔵