以前、建物取り壊しの際にしまってあった、はと屋の鳥瞰図と思われる絵をK建設さんに蔵売店に飾っていただきました。フジ山醤油工場という名前が煙突に記されています。描かれているロゴはミツヤマ（山が三つ）のデザインは、はと屋のものです。余談ですが中町鳥山家はヤマヤマ（山が二つ）という屋号でした。一番下の道路が本町通りだと思います。外観からは本町大火道路拡幅前の店構えですので、書かれたのは大正時代と予測されます。左上の窓がたくさんある蔵が日露蔵、中央やや上のロゴのある蔵が蔵売店と推測されます。いずれにせよ百年少し前の時空を映し出しています。時間の繋がりを感じる絵です。K建設さんに感謝。
