大徳寺大仙院 尾関和尚の説法

まずは大仙院と尾関和尚についてのWikipediaより
「永正6年(1509年)に大徳寺76世住職古岳宗亘、大聖国師によって創建された。現在22に及ぶ大徳寺塔頭中、北派本庵として最も尊重重視される名刹である。大仙院の三世古径和尚は、豊臣秀吉の怒りにふれ加茂の河原で梟首された千利休の首を山内に持ち帰り手厚く葬った。また漬け物の「たくあん」を考案したとされる七世沢庵(たくあん)和尚が宮本武蔵に剣道の極意を教えた所としても有名である。昭和40年(1965年)より住職を務める尾関宗園(おぜきそうえん)は著書も多数ある名物和尚で、その豪快な説法で知られる」


貴船から京都市内へ戻り、大徳寺大仙院を訪ねました。説明のとおり、名刹であり、名物和尚で有名です。まずは、禅の心を表した庭園の説明を受けました。心の葛藤混沌から、最後には無の境地に辿りつく、そんな心の成長を庭園が象っています。次に尾関和尚の豪快な説法を受けました。70代半ばのお年ですが、とても力強く、またおもしろく、そしてためになる説法でした。英語もまじえ、外国の方も話が聞けます。説法の要約は、「いま頑張らずにいつ頑張る」明るい心でポジティブシンキングが大切ということです。また和尚の書に「気は長く、心はまるく、腹たてず、人は大きく、己小さく」があります。文字がそれぞれ、長く、丸く、大きく、小さく表現され、視覚的にもわかりやすい人生の指針です。最後のお抹茶を一服いただき訪問を終了しました。


昨日は非常に忙しい一日でした。夕方、伝の初めての試食会も無事終わり、美味しいメニューができそうです。毎月、スタッフの皆さんの創意工夫を店としての一体感を持ちながら、生かしていきたいと思います。食をという切り口で会社もスタッフもお客様も成長できるような、すばらしい場を作っていきたいです。命に感謝して(^^)