気づきということ

denbei9th2007-11-01

人は強くて弱いといつも思います。堀川高校の奇跡(参照 作業と仕事の違い - 【味噌屋おやじのblog】)は心のあり方で行動が変わり、結果が変わることを如実に語りかけてくれています。子ども達が探求基礎の授業で学ぶ楽しさを知ることが、気づきなのです。つまり、心のあり方が変化する起点が「気づき」です。「気づき」により考え方が変わり、具体的な目標がイメージでき、それを実現しようとして行動が変わり、行動が変わることが定着すると、それまでの習慣が成功する習慣に変わり、成功という結果に結びつくのです。子ども達は「勉強しなさい!」と言われている間は「気づき」はなく、言われたからやるという行動レベルです。学ぶことは楽しいと気づいた時に自らが学ぶための行動を始めるのです。もちろん人は弱いです。勉強したくない、遊びたい、楽をしたい、そう思うことは自然なことです。気づきがなければ楽なほうに流されてしまいます。高校生の勉強を例にとりましたが、仕事をする大人もまったく同じことです。楽なほうに流されてしまうのか、成功へ向かって進むことができるのか、それは一重に「気づき」という起点にかかっているのです。自分に当てはめると、伝の平日夜の成績不振が大きな気づきのきっかけになっています。多くのお客様に味噌及び味噌料理の良さを伝えるためには、まだまだ自分は不勉強、努力不足なのだと認識させていただきました。気づきがあってから具体的に様々な行動が変わっています。飲食経営ももっと掘り下げる必要があります。11月終わりには久しぶりにセミナーも予約しました。関心のあることは本を買って読みはじめました。いろいろ大変だと思いますが具体的な目標に向けがんばっていきます。48歳で決意したリベンジを果たすために。ただ、がんばりすぎはよくないので、上手に息抜きもしていきます。もう11月ですね、お味噌の美味しい季節となりました。