おもてなし週間 迦陵頻迦コンサート・イン聖運寺

denbei9th2007-10-12

幕内弁当に代表される日本のお弁当は日本らしい凝縮の美学があります。大げさに言えば、ひとつの器の中に小宇宙を作り出すような世界です。日頃お弁当をいただく機会はあっても作る機会は今までありませんでした。今回は、おもてなし週間中に中町の聖運寺で開催された地元活躍の法話楽団・迦陵頻迦コンサート参加者へのお弁当を依頼されました。迦陵頻迦は仏教用語で極楽浄土で美しい声で仏法を説く鳥です。グループはお坊さんでもある西脇さんが主宰する楽団です。心にしみる話と歌が人気となっています。みそおでんの大根と卵は前日から仕込み、じっくり味噌味を染みこませました。お弁当は九つの仕切りがあり、採算はあまり考えずに九種類のお総菜を詰め合わせしました。更に、おもてなしの心として豚汁をサービスで提供しました。サービスとはいえ伝と同じ根菜がいっぱいの具だくさん豚汁です。この日のために購入した40リットル入りのパッキンふた付きの寸胴に入れ指定の時間にお届けしました。賛同には薪能協賛者の灯籠が並び幻想的な雰囲気で法話コンサートにふさわしい秋の一夜でした。ボランティアの皆様ご苦労様でした。