知足者常富

denbei9th2007-01-02

元旦に旦那寺へ墓参りとご挨拶をしてきました。
住職も居られたので抹茶を一服いただきました。
床の間の掛け軸には、「知足者常富」という書が掛けられていました。
漢文ですので、日本語に並びかえると「足るを知る者は常に富む」です。
釈迦の臨終の言葉のひとつだそうです。この富むという意味は心の幸せのことだと思います。
この境地に達するのは難しいことですが、心の隅に言葉を教訓として、置くことは大事です。
そういえば法事の際に住職が、物事の執着から離れることが悟りへの道だと説いていました。
企業活動をする者から難しい命題ですが、先達の教えをかみしめたいと思います。
元旦に生きることの意味を少しでも考える時間ができたことに感謝です。