掛川のまちづくりに感銘

denbei9th2014-09-17

久しぶりの更新です。昨日は西尾商工会議所の視察で掛川市に行きました。
テーマは、「城とお茶の観光まちづくり」です。
快晴のなか掛川城へ到着しました。
掛川城は今川氏家臣の城でしたが、その後徳川の領地となり、
山内一豊が城主となり、城の整備を進めたと聞きました。
まちの小山にそびえる木造で再建された天守が青空に映えます。
ボランティアガイドさんに案内され、しっかりと説明を受けました。
天守からは富士山も望めるとのことですが、生憎見ることは不可でした。
その後、近くの大日本報徳社講堂へ移動、歴史を感じる建物です。
報徳社とは二宮尊徳の思想を継承する団体と初めて知りました。
その思想は「至誠・勤労・分度・推譲」の4つからなります。
掛川のまちづくりはこの思想なしには語れないと説明を受けました。
新幹線駅誘致や掛川城再建などの市民の物心両面の支援が大変すばらしいです。
他のまちでは成し得ない、そんな印象です。
今回の視察で感じた事は「自分のまちにたいする誇り」です。
ボランティアガイドさん、説明いただいた皆さんはいずれも、
自分のまちに誇りを持ち、すばらしい表情で語ってくれました。
まちづくりの本質を学んだ思いです。