着地型観光

少し前より着地型観光という言葉が言われています。定義としては旅を企画して運営する主体を、旅の出発地から、旅人を受け入れる地域(着地)に移管する事とあります。地域に魅力ある資源があれば地方でも集客ができる理論ですが、修学旅行の受け皿以外は実際の成功例は少ないようです。他方旅行業界は旗振り団体旅行が減り、個人がネットで旅行をチョイスする時代となり、混迷の時代といえるでしょう。アマゾンで2冊本を購入し読んでいます。着地型の魅力のひとつに体験交流型ツーリズムがあります。ある意味、みそぱーくは着地型観光の考えを取り入れた施設です。昨日の日曜日は多くのお客様でランチタイム周辺は賑わっていました。課題としてはランチタイム以外の集客、平日の底上げです。着地である新西尾市の着地型、体験型のプロデュースも必要でしょう。西尾城再建による城址公園のインフラ整備、三河湾を活かす企画、佐久島を活かす企画、抹茶(抹茶スイーツ)、鰻、三河湾の魚の美味しい料理、吉良のトマトなど美味しい野菜の活用。このような旅行企画を販売するためには旅行業務取扱管理者の資格も必要となります。受験も視野にいれて本格的に西尾幡豆の資源を活かした新産業開発に官民一体で着手できる事を願います。