食中毒啓蒙活動

一昨日午後は食品衛生指導員の勉強会。昨日午後は地元ショッピングセンター・シャオさんで食中毒啓蒙活動でした。最近の食中毒事情を少し解説します。まず、驚くことに月別では11月〜2月の寒い時期のほうが夏よりも食中毒件数が多いのです。原因はノロウィルスです。菌数が少なくても発症します。人間の腸内で生息しますので、排便後などに人から人へ感染するケースが多いです。食品を扱う人間は体調が悪い場合は調理や提供を控える必要があります。また、トイレ後の十分な手洗いが重要です。最近夏多い食中毒は、魚介類からの腸炎ビブリオではなくて、O-157カンピロバクターです。いずれも生肉を食した場合発生しやすいので、夏場の生食はしないほうが安全です。まだまだ暑い日が続きます。食中毒には十分注意してください。