幸せ感のある暮らしとは?

難しいテーマ三部作最後です(笑)。幸せ感とは何なのでしょう?難問です。人間の事は人間に学べです。歴史の中にきっとヒントはあるのでしょうか?現代人は情報が溢れ、仕事に振り回され、自分を見失いがちです。人類数百万年の中で、産業革命以降、日本では明治以降の百数十年とそれ以前では、まったく異質だと言えるでしょう?たった百数十年の時代の流れが、まさにデリバティブ金融危機から資本主義の終焉?に連鎖するのでしょうか?共産主義の終焉を見た私達は次に何を体験するのでしょうか?太古人類は自然を畏れ、敬い、厳しい中、人類はたくましく数百万年子々孫々と生きています。漆黒の闇夜は恐怖を煽り、力強い朝陽は勇気を与え、永い冬は飢えを強いられ、春の訪れは、心の底からの喜びを感じた事でしょう。家族もしくは集団として人々は寄り添い愛別離苦を繰り返してきたのです。子供を愛育し、親を看取り、仲間と喜怒哀楽を共にしてきたのです。室町時代の一休禅僧は高齢でも、村の子ども達と鞠つきを無邪気に楽しみ、秋の真っ赤な夕日を飽きることなく観ていたといいます。幸せ感の正解は結局見いだせません・・・それは、人それぞれ価値観が違うからです。幸せ感を見つけた人が幸せなのでしょうね。それは、メーテルリンクの「青い鳥」のように近くに答えがあるのかもしれません。皆様のご多幸を祈念いたします。