商店街の会議を終えて

商店街の会議を終えて、事務所に戻りました。会議で意見をいただいた選挙用紙と次年度への引き継ぎ事項を今から作成します。その後には、はがき第二弾・伝のお客様バージョンを作成して明日の発送に備えます。企業と違い商店街や町内の運営は最大公約数を基本に考えます。多様な意見の中で、コンセンサスのとれた公約数にまとめ上げていくのが仕事です。逆に企業の場合、最大公約数を戦略にしてしまうと、いわゆる普通になってしまい、戦いには勝てません。特に零細ではゲリラ戦法とか奇襲とか奇策を組織拡大の足がかりにしていきます。歴史では信長の桶狭間奇襲がわかりやすい例でしょうか。
商店街の役を年度末で終えることになります。当該年度前から取り組んでいる実現不可能と思っていた電柱地中化、歩道整備、車道整備という一連の案件が、今年中には、ほぼ地元の満足行く形で現実化します。ひとつ大きな荷物を降ろすことができそうです。いよいよ企業ベースで路地裏ビジネスに傾注していきます。それはまさに地権者ビジネスです。代々引き継いだ土地、建物、文化を後生に再生して送るという大事業となります。私が引退までに区切りをつけたいと思っています。ぜひ成功させて、ゆとりある老後を家族と過ごしたいと思います。少し老後のことを考えてしまう歳になってしまいました。では仕事開始です。